为了方便推特上的日本友人阅读,尝试了下用两种语言写文章。
第一次见到PC-98时我还不明白电脑到底是个什么样的东西。
我出生在浙江省南部的一个叫做温州的小城市。90年代中叶,老家有一个专门卖电子产品的跳蚤市场。从海外运来的电子垃圾在拍卖之后,流入各店家手中,经过简单修理后摆上店头。在电脑还没有被普及的年脑里,这些洋垃圾算是一种稀奇货。那些康柏和IBM的黑白液晶手提至今印象深刻。
当时大概还是小学生,求父母给我买电脑,遭到了无视。我的父母是普通的生意人,不懂电脑,买一个自己也不大明白的东西给一个还在上小学的儿子确实有些非现实。
虽然完全不了解电脑,但依旧为电脑具有科幻感的外观依旧让我非常着迷。从那以后,但凡见到电脑就会像傻子一样盯着看。父母做成衣,原来有自己的品牌,后来也坐过优衣库的代工。父母的兄弟姐妹也多是开工厂的个体户。有做箱包的姑父、做汽车零件的舅舅……
正直Brother的电脑绣花机等日本淘汰的工业机械涌入中国的时候。父母偶尔带着我去亲戚合适生意伙伴的工厂时,肯定会在某个角落摆着一台电脑。找到电脑之后我就会一直盯着看。想来真是莫名其妙,外观大同小异的方盒子到底有什么好看的。
第一次接触到PC-98是在做汽车配件的舅舅的工厂,那時舅舅一脸得意地对我说,这是日本进口的电脑。
当时比较出名的电脑是IBM与康柏等欧美系的电脑,日本这个国完全是第一次听说。但我依旧看的出神。也不知是哪里有意思。当时的显像管显示器也只能显示绿色,自己为什么要盯着那样一个东西看,完全就是一个迷。
在那之后又过了十多年,我有了自己的第一台电脑;离开了老家;因为喜欢电影就拼命学习考上千军万马过独木桥的北京电影学院。对电脑的热情也渐渐消退。至于那个“日本的电脑”则是完全沉没在了我的记忆深处。
2014年,离开学校的选择前往日本。旅日第三年,生活逐渐安顿下来,我又再次遇到了PC-98。
说到日本电脑,就不得不提提字库。PC/AT(注1)电脑并没有搭载字库,如果要在电脑上显示汉字就需要先将文字信息从磁盘或者硬盘等储存介质中调入进主存,那么就会占用大量的主存空间。我曾经业余做过GB游戏的汉化,也算是明白在GB有限的ROM里配置汉字并要照顾RAM的容量是一件多么痛苦的事情。虽然电脑的主存通常比游戏机要大,但对于中文常用汉字2万个的庞大攻势,当年的机器还是无力招架的。说到主存,当然也会关系到CPU,不同的CPU所能调用的主存容量也不同。所以,完全中文的软件直到386时代才出现在市面上(世界上第一款中文文档处理软件就是由金山软件在1988年发售的WPS。在借鉴office系列进化后成就了现在的WPS OFFICE)。
但日语与中文不同。包含了两套表音文字假名和汉字。并且汉字并不是必定需要。因此可以根据汉字的使用频率不同,整理出不同的字库规格(JIS第一水准等),并依照字库ROM的容量不同,放入相应规格的字库文件。就中国人的我看来,这真的十分占便宜。令人羡慕。毕竟就算是V30(第一代8086的增强版)CPU搭配几百K的内存就可以流畅地在屏幕上显示汉字是一件非常神奇的事情。
PC-9801 BX2
- 基本配置 -
●CPU Intel 486SX(25MHz)
●内存 標準 参考下方
最大 19.6MB
●图形 支持GDC、EGC
●音频 Beep音
●扩展槽 通用扩展槽 x 3
●前置驱动器槽 1个
●外形尺寸 380(W) x 335(D) x150(H) mm
●发售年月 1993年11月
●备注 可用ODP升级CPU
我所拥有的第一台PC-98。在秋叶原的后巷里买的。买的时候只是因为新奇,但回家插上电,看到启动画面之后我突然意识到“淦,这是我当年在舅舅工厂里看到的那台电脑”。雪藏的记忆突然被唤醒的瞬间的感觉很奇妙。
现在回想起来,第一台PC-98选了BX2其实算是歪打正着。当时什么都不懂,从秋叶原抱回家打开后盖就傻眼了。
扩展槽既不是PCI也不是ISA。内存条扩展槽的针脚数很少(我的第一台电脑是奔三733Mhz的CPU,用SDRAM的内存)。普通的34针软驱接口旁边还有个26针的插槽。CPU 486SX的旁边还有一个CPU插槽。
随后我就意识到了,就这样是没法玩这台电脑,便立马上谷歌疯狂搜索有关PC-98的信息。关于PC-98的大部分知识都是那时学来的。
要能鼓捣上BX2,至少需要C BUS、硬盘的容量限制、不同主板的特征、软驱的修理及信号特征、更换电池、MS-DOS、键盘鼠标等相关的知识。
说到BX2就不得不提主板,BX2主板上存在一个巨大的陷阱。4针电源接口与往常的4针电源接口根本不同。虽然外观一样,但是5V和12V是相反的。這個陷阱讓我至少烧掉了三四枚CF卡。
因为BX2没有内置音源,插入音源卡后,后部扩展槽就只剩下两个。正常使用的话考虑到数据交换就需要SCSI,如果要用WINDOWS还需要显卡。其实并没有什么扩展槽的富裕。
我个人认为这算是一个PC-98的入门机,适合学习有关PC-98的基础知识。
PC-9821 Cr13 Canbe Jam
- 基本配置 -
●CPU Intel Pentium(133MHz)
●内存 標準 16MB
最大 80MB
●图形 Cirrus Logic GD7548
●音频 Beep音、118兼容音源
●扩展槽 TV卡/视频采集卡专用槽×1(已占用)、FAX调制解调器×1(已占用)、PC卡卡槽x2
●外形尺寸 378(W)×168(D)×326.8(H)mm
●发售年月 1996年02月15日
●备注 搭载四碟连装CD-ROM
Cr13俗称“黑色缝纫机”。以大、沉、没有扩展性而闻名。为什么机器顶部会有把手至今不明。或许是传染了世嘉的“黑色机体注定是个笑话”的诅咒,这台机器一言难尽。
众所周知,Cr13的扩展性极低,唯二的扩展卡槽被视频采集卡和调制解调器占据,并且参数不明。剩下PC卡卡槽,但在DOS环境下必须要有驱动才能使用,找那张PC卡卡槽驱动的软盘又是一件非常麻烦的事情。况且驱动就需要常驻在主存里,占用内存空间。简直不明所以。内存槽只有两个,CPU也是有一些弱,顶多只能流畅运行Windows95。
幸亏这台机器自带键盘、触控板、液晶屏,还有118兼容音源。所以无需多加扩展卡便可玩大部分的DOS游戏。推荐給嫌麻烦的人。并且Cr13是PC-98中唯一内置低音炮的机型,音质可以说是所有PC-98中最好的。但为V30 CPU设计的软件就无法运行了。由于只有一个软驱,需要双软驱的游戏也无法玩。
现在在市面上能看到的Cr13基本都是液晶故障的机器。要么是液晶面板的粘合剂加水分解,要么是逆变器故障,或者二者藉由。总之液晶能正常显示的机器非常稀有。我持有的Cr13液晶和逆变器都有问题。
更换逆变器非常简单,但为液晶面板更换偏光板就是一个巨大的工程。可以说是地狱般的苦行。首先得先接下已经加水分解的偏光板,接下偏光板露出粘合剂后房间里就会充斥着臭味。简直像是家里的猫把白醋打翻并且泼得家里到处都是。液晶面板也很脆弱,必须小心翼翼地进行作业。所以,换偏光板就需要相当长的时间。并且加水分解问题严重的地方,揭下旧的偏光板之后粘合剂就会留在液晶面板上,必须得用无水酒精和小刮铲一点一点清楚干净。
PC-9801 BX4
- 基本配置 -
●CPU AMD/486DX2(66MHz)或是 i486DX2(66MHz)
●内存 標準 2MB
最大 64MB
●图形 CIRRUS LOGIC社製 GD5430 (VRAM:1MB)
●音频 Beep音
●扩展槽 通用扩展槽 x 3 PCM声卡专用扩展槽 x 1
●前置驱动器槽 1
●外形尺寸 380(W) x 380(D) x 130(H) mm
●发售年月 1995年7月
9801系列的终点,几乎就是一台9821。实际上9801 BX4和9821 Xe10使用了同样的主板。从配置上看,BX4和其他的Fellow系列一样只有3个扩展槽。因为是新机种,相较与BX2,BX4强劲了许多。BX2不得使用超过544MB的硬盘,BX4就可以使用4G的硬盘。这对于我来说是一个很重要的飞跃。我是一个比较贪心的人,会想在同一个机器上同时装在DOS6.2、Freedos和Windows3.1,这么大的硬盘简直是福音。
由于支持Busmaster,所以SCSI也会比以往更快。是一台十分好用的机器。
但偶尔也会有无法正常运行的游戏,例如「Star striker」,游戏在开始之后键盘和手柄就失灵了。
我家的BX4安装了86音源板、SCSI端口扩展板、LAN网卡,游戏、Windows还是电脑通信手到拈来。如果更换了正确的光驱驱动和AV驱动,甚至还能运行9821专用的游戏「POLICENAUTS)」。
PC-9801 DA
- 基本配置 -
●CPU i386DX(20MHz)
●内存 標準 1.6MB
最大 14.6MB
●图形
●音频 26K互換音源
●扩展槽 通用扩展槽 x 4
●外形尺寸 380(W) x 335(D) x 150(H) mm
●发售年月 1991年1月
买这台机器是因为朋友推荐、内置26K兼容音源、模拟V30模式。乏善可陈,中规中矩。CPU是386,性能接近第二代FM-TOWNS(当然TOWNS的图形性能是碾压性的优势)。虽然是模拟的V30,但可以对应的软件相较于没有V30模式的机型多了很多。
如果要增设86音源卡,就需要将内置音源的ROM分离。
PC-9821CX
- 基本配置 -
●CPU I486SX(33MHz)
●内存 標準 7.6MB
最大 39.6MB
●图形 CIRRUS LOGIC(R)社製GD-543
●音频 118互換音源
●扩展槽 通用扩展槽x 3
●外形寸法 355(W)×385(D)×114(H)mm
●发售年月 1994年10月
在将Cr13出手之后,分外想要一台Canbe時所购入的机型。CPU是486SX,显然有些疲软。但是雅虎日拍上的CPU加速卡都非常昂贵所以至今没有买。内存扩展也有上限。总而言之有些微妙的。看在可以正常运行「Star striker」的分上我也不在乎这点小细节。机器标配的视频采集卡我也试过,画质微妙。
PC-9821 AP
- 基本配置 -
●CPU I486DX(66MHz)
●内存 標準 3.6MB
最大 14.6MB
●音频 86互換音源
●扩展槽 通用扩展槽x 4(其中有两个扩展槽支持32位Local Bus)
●前置驱动器槽 前置驱动器槽x1、1MB软驱扩展面板
●外形尺寸 380(W) x 335(D) x 150(H) mm
●发售年月 1993年1月
收集了一些PC-98之后,难免会开始对MATE系列包邮想法。感觉身边的人都有,所以我也得有。而且9821的模拟器SL9821需要从MATE系列的机型里提取ROM才可以使用,买了不吃亏。
内置86兼容音源。装上chibioto之后就可以拥有相当于PC-88的Soundboard2的性能。非常适合运行PC-88模拟器。如果搭载了两台5英寸软驱,还可以直接使用PC-88的游戏软盘。家里已经有大量的电子垃圾,但依旧无法阻挡我购买这台机器。
如果说有什么问题的话,就属电容爆浆问题。电源由两个厂家生产,如果是NEC旗下工厂生产的通常没有问题。但主板和音源子板上的贴片电容基本上是漏液的,需要更换,非常麻烦。
从扩展性来看,无法使用超过544MB的硬盘,也算是有缺陷。不过依旧是一代名机。
PC-9801 UV
- 基本スペック -
●CPU V30(10MHz)
●内存 640K
●音频 26互換音源
●扩展槽 通用扩展槽 x 2
●外形尺寸 398(W) x 335(D) x 87(H) mm
●发售年月 1986年6月
在雅虎日牌上一件钟情的机型。真的很小很可爱。因为是V30的机器,所以除了玩古老的DOS游戏之外没有任何用途。但是,它可爱。
两台3.5英寸2HD软驱也不愧是早期2HD软驱,厚度是普通3.5英寸的软驱的两倍,憨厚可爱。
总之就是可爱。
电源开关在侧面,所以可以竖着放置。除了可爱无话可说!可能唯一的長處也就是可爱。因为和DA同样内置26音源,所以入手UV之后就出掉了DA。
PC-9821 RA300
- 基本配置 -
●CPU 赛扬300A(300MHz)
●内存 標準 32MB
最大 256MB
●图形 Trident社製 TGUI9682XGi
●音频 PCM
●扩展槽 通用扩展槽x 3、PCI扩展槽x 2
●前置驱动器槽 前置驱动器槽x 1(已搭载20倍速光驱)
●外形尺寸 400(W)×410(D)×150(H)mm
●发售年月 1998年10月
想要一台能流畅运行Windows2000的电脑,就买了这台电脑。CPU是赛扬300A。不少人知道,赛扬300A虽然主频高,性能却不如奔二266。计划将CPU更换成奔三550,提升机器性能。因为是后期的PC-98,有PCI卡槽,虽然和普通的PCI卡槽不同,但包含了不少可能性。话说我初中的时候第一次组装自己的电脑。当时选的CPU就是赛扬。不确定是赛扬D的2.35G还是3.2G。那时十分流行对赛扬D进行超频,我也跟风,结果把主板的南桥烧了。
今后已经不打算再购入新的PC-98,但我对PC-98热情应该不会减退。不只是PC-98,我也喜欢FM-Towns、X68000,喜欢日本的非兼容机。他們都是泡沫经济时代的印记。
注1:PC/AT,当今主流的兼容电脑。因其源头来自于IBM开发的个人电脑PC/AT,故得此名。
----------------------------------------------------日本語バージョン-----------------------------------------------
初めてPC-98を見た時まだパソコンはなんぞやすら分かっていなかった。
僕の出身は中国浙江省(紹興酒のとこ)の南にある温州という小さな町。
90年代半ば、その頃、地元には電子機器専門のジャンク市場があって、海外からの産業廃棄物がそこに集められ競売、簡単に修理された後店頭に並ぶ。こういうジャンク、パソコンは普及されてない中国にしてはちょっと珍しいこと。コンパックやIBMのモノクロ液晶搭載486のノートパソコンなんかがあって印象深かった。小学生だった頃かな。親におねだりしても取り合ってもらえなかった。両親は普通の商売人、パソコン疎いので、よく分かんない物を小学生の息子に買ってやることは、よくよく考えたら確かにおかしいかもしれない。
それでも、パソコンのSF的な外見に魅せられた。それからパソコンを見つけたら、必ず馬鹿みたいにじーっと見てしまう。親の商売は繊維業、もともと自分のブランドで洋服を作って売っていた。ユニクロの下請けも一時やってたらしい。親の兄弟たちも、とにかくなんかの工場やってた。スーツケース工場経営の叔父や、自動車部品工場の叔父などなど。
ブラザーの刺繍機の類の日本のお下がりが中国に入り始めた時期である。たまに親に連れられ、叔父や、親の取引先の工場にいくと、必ずどうかにパソコンがある。それでじーっと見てしまう。振り返って見ると、本当に馬鹿だなと思う。どれも大して変わらない四角い箱、そんなに面白いかいのう。
PC-98とのファーストコンタクトは大体その頃、自動車部品工場の叔父の工場で見かけて、その時叔父は自慢げに「日本から輸入したパソコンだよ」っと僕に説明した。
コンパックやIBMを始め西欧アメリカ系のパソコンは多かったので、日本は初耳だった。それでもまたじーっと見てしまった。たかが四角い箱、何が面白いかいのう。ブラウン管のモニタも緑しか映らないし、当時の自分はなんでそんなにじーっと見てたかは未だに謎。
それから十数年が経ち、初マイPCを貰えたり、地元を離れたり、映画が好きになり一所懸命頑張って映画専門の難関国立に入ったりして、パソコンに対する情熱が徐々に薄れ、「日本のパソコン」も記憶の奥底に埋もれた。
2014年、学校から離れた僕は日本に行く事にした。生活が落ち着いてきた来日の三年目、僕は再びPC-98と巡り合えた。
和製パソコンと言えばテキストROMの存在は一番すごいところだろう。DOS/Vのマシンはあたり前のようにテキストROMみたいな物がなく、画面で漢字を映すには予めフロッピーディスクなどのメディアから漢字データをメモリに入れないといけない。としたら膨大なメモリが必要になる。昔ゲームボーイのソフトを中国語化することを趣味にやっていた時期があって、漢字データの配置とメモリの扱いはどれぐらい面倒くさい物かについては一応分かってるつもり。パソコンの場合、メモリの容量は多少多くなるが、それでも中国語の場合常用漢字だけでも2万字ぐらいあるので、キロ単位のメモリじゃ収まり切れない。また、メモリと言ったら、CPUも関わってくる。CPUの性能によって、ハンドリングできるメモリの容量も違うからだ。結果、中国語のソフト、特にワープロソフトは386が訪れるまで、現れなかった。(世界初の中国語ワープロソフトWPSは1988年に発売された。OFFICEをパクリながら進化を遂げ、今のWPS OFFICEに至った。)
日本語は違う。仮名二種類に加えて漢字という三種類の文字があるので、漢字は必ずしもなければいけないものではない。使用頻度によってJIS基準にまとめ上げ、テキストROMの容量に合わせて搭載させる。中国人の僕からしたら、こんな都合がいいことこの上ない。羨ましい。
貧弱なV30 CPUでも、256ちょっとしかないメモリでも漢字をパパっと映せる。何という素晴らしいことだろう。
PC-9801 BX 2
- 基本スペック -
●CPU Intel 486SX(25MHz)
●メモリ 標準 下記参照
最大 19.6MB
●グラフィック GDC、EGCによる高速描画をサポート
●サウンド機能 ビープ音
●拡張スロット 汎用拡張スロット x 3
●ファイルベイ 1スロット
●外形寸法 380(W) x 335(D) x150(H) mm
●発売年月 1993年11月
●備考 ODPによるCPUアップグレード可能
一発目に買ったPC-98はBX2、アキバの路地裏で買った。買った時はまだ分からなかったが、持ち替えて、起動画面を見た瞬間、「あっ、これは叔父の工場で見たあのパソコンだ」って思い出した。奥底に埋もれた記憶が蘇る瞬間って本当に面白い。
今考えたら一発目で入手したPC-98はこれでよかったかもしれない。まだ右も左も分からない頃だったので、アキバから家まだ運んだまではいいものの、蓋を開けて見たら唖然とした。DOV/Vと全然違う!
メモリのピンの数は明らかに少ない(初マイPCはPIII 733MHzのCPUで、メモリはPC
34pinのFDDのコネクタの隣に26pinの謎コネクタがある。
486sx CPUの隣にCPUソケットもう一個ある。
謎だらけで思わず「何じゃこりゃ」って言ってしまった。
これじゃ遊べないと思って死ぬ気でググりまくっていた。PC-98に関するノウハウはその時一気に学んだ。
Cバス、HDDの容量制限、基板の特徴、FM音源、フロッピーディスクの修理と信号特徴、二次電池の交換、MS-DOS、キーボードとマウスなどなど、取り敢えずこれぐらいの知識を備とかないとBX2は遊べない。
BX2の一番大きな落とし穴はやはり基板上にある電源コネクター、一般的な4pin電源コネクターとは違い、12vと5vの配置は逆になってる。最初知らなかったから、CFカード3、4枚はこれで煙吹いてしまったw。
音源非搭載なので、音源ボード刺したらスロットの空きは二個になる。SCSI一枚、Windowsを使う場合、ウィンドーアクセラレーターもいるだろう。あんまり伸び伸び使える機体じゃないってイメージかな。
自分的には入門機という位置づけ、PC-98のノウハウを学ぶに適した機種。
PC-9821 Cr13 Canbe Jam
- 基本スペック -
●CPU Intel Pentium(133MHz)
●メモリ 標準 16MB
最大 80MB
●グラフィック Cirrus Logic GD7548
●サウンド機能 ビープ音、118互換音源
●拡張スロット TVチューナ/ビデオキャプチャボード専用スロット×1(占有済)、FAXモデムボード専用スロット×1(占有済)、PCカードスロットx2
●外形寸法 378(W)×168(D)×326.8(H)mm
●発売年月 1996年02月15日
●備考 四連装CD-ROM搭載
「黒いミシン」ことCr13。黒い、重い、拡張性がないという三拍子揃ってる知る人ぞ知るにくい機種。何で取手がついてるか意味は不明。SEGAさんの「黒筐体は笑いの神に恵まれる」がうつってしまったかどうか分からないが、とりあえず興味深い。
周知の通り、Cr 13の拡張性は極めて低い、二個しかない拡張スロットにFAXカードとテレビカードが刺さっていて、且謎仕様。PCカードスロットはあるが、DOS環境で扱うにはドライバー必須、そのフロッピーディスクを探すのがまたすげーだるい。当然ドライバーは常駐しないと意味がないので、メモリを食う。意味わかんない。また、メモリスロットは二個のみ、CPUパワーもやや貧弱気味。Win95で精一杯かな。
幸いなことに、キーボード、タッチパネル、液晶ディスプレイ、118互換音源がコンパクトに入ってるから、本体だけで、何も弄らず、そのままDOSゲーム遊びたい方にはおすすめできる。しかもPC-98シリーズの中で珍しくウーファーが内蔵されてるので、音質はめっちゃくちゃいい。ただv30系のゲームは無理かな。フロッピーディスクドライブも一つしかなくて、二枚組のゲームも場合によっては使えない。
今出回っている機体のほとんどの液晶は逝ってる。パネルに酢酸シンドロームが起きてるが、インバーターがやられてるか、またその両方、とりあえずまともに映る機体は少ない。うちの場合、パネルとインバーターの両方がやられた。
インバーターの交換は簡単だが、液晶パネルの偏光板を張り替えるのが本当に大変だった。いや地獄とも言えるだろう。まず腐った偏光板をはがさないと行けなくて、それは「臭い」という一言に尽きる。猫が台所のお酢をこぼして、走り回って家中にばら撒いたぐらい。マスクをしてもむせる。しかも液晶は脆いので、丁寧に作業しなきゃ行けない。従って、作業は長時間に及ぶ。ところが、腐ってる部分の偏光板を剥がすと必ず大量な粘着剤が残る。それは大量な無水エタノールとヘラで少しつつ剥がして行くしかない。
だるい本当にだるい。悪夢だった。でもCr13好き。
PC-9801 BX4
- 基本スペック -
●CPU AMD/486DX2(66MHz)または i486DX2(66MHz)
●メモリ 標準 2MB
最大 64MB
●グラフィック CIRRUS LOGIC社製 GD5430 (VRAM:1MB)
●サウンド機能 ビープ音
●拡張スロット 汎用拡張スロット x 3、PCMサウンドボード用スロット x 1
●ファイルベイ 1スロット
●外形寸法 380(W) x 380(D) x 130(H) mm
●発売年月 1995年7月
9801の末っ子、ほぼ9821とも言えるだろう。事実上9821 xe10とはほぼ同じマザーボだし。スペック的にはFellowシリーズお馴染みの3スロット。新機種のお陰もあって、色々パワフル。BX2では544メガまでのHDDしか扱えないが、BX4の場合4ギガ使える。これは結構大きい。僕結構欲張りなので、DOS6.2、freedos、windows3.1全部一つのパソコンに入れるのが素晴らしい。
しかし、たまに正常に動かないソフトがある。僕が知る限り、「スターストライカー」はゲーム開始後、操作が受け付けない。
うちの場合、86ボード、SCSI、LANボード3枚挿していて、ゲーム、windows、パソ通、何でも出来ちゃう。CDドライバーとAVドライバーを工夫すれば、9821専用の「ポリスノーツ」も遊べる。
PC-9801 DA
- 基本スペック -
●CPU i386DX(20MHz)
●メモリ 標準 1.6MB
最大 14.6MB
●サウンド機能 26K互換音源
●拡張スロット 汎用拡張スロット x 4
●外形寸法 380(W) x 335(D) x 150(H) mm
●発売年月 1991年1月
友達に勧められて、26k互換音源内蔵、V30モードがあるとの三つのポイントで買った機体。可もなく不可もなく、386CPUなので、スペック的には2代目のFM-towns(当然、うんずのグラフィック機能は圧倒的)に結構近い。エミュレーションだがV30モード備えているので、様々なソフトに対応している。粋なDOS専用マシン。
86ボードを増設する場合、内蔵音源を切り離さないと行けない。
PC-9821 CX
- 基本配置 -
●CPU I486DX(66MHz)
●メモリ 標準 3.6MB
最大 14.6MB
●サウンド機能 86互換音源
●拡張スロット 汎用拡張スロットx 4(内2スロットは32ビットローカルバス対応)
●ファイルベイ ファイルスロット、1MB拡張フロッピィI/F
●外形寸法 380(W) x 335(D) x 150(H) mm
●発売年月 1993年1月
98シリーズを集めると、MATEシリーズはやはり欲しくなる。無性に。なんかみんな持ってるから僕も買わなきゃってww。しかも9821エミュレーター、SL9821にはmateシリーズのROMが必要なので、買って損はしないだろう。
86互換音源標準搭載で、ちび音を載せばサウンドボード2互換になる。PC-88のエミュレーターを動かすには適しているだろう。CPUパワーがあって、5インチFDD二基搭載の場合、そのままFDDを扱える。これ以上我が家のジャンクを増やしたくない僕にはやはりあった方がいい。
問題点って言えば、コンデンサーの液漏れ問題は避けて通れない。電源ユニットはメーカーによってまだ大丈夫かもしれないが、メイン基板と音源の小亀基板はほとんどの場合、液漏れしてる。よりによって腐ってるのは基本表面実装タイプのコンデンサーばかり。交換するのが本当に面倒臭い。
拡張面で言うと、HDDの544制限とメモリの増設制限もかなり痛い。それでも名機って感じ。
PC-9801 UV
- 基本スペック -
●CPU V30(10MHz)
●メモリ 640K
●サウンド機能 26互換音源
●拡張スロット 汎用拡張スロット x 2
●外形寸法 398(W) x 335(D) x 87(H) mm
●発売年月 1986年6月
ヤフオクでみた時一目惚れして買った機体。小さくて可愛い。V30マシンなので、古いDOSゲーを遊ぶ以外用はないが、何だろう、可愛いから許せる!
二基あるFD1155も初期の3.5インチ2HDフロッピーディスクドライブだけあって、大きくて可愛い。
電源スイッチは機体の側面にあって、縦おきでも使える。
いや、可愛い以外言葉はない!ただ可愛いだけかもしれない。
DAと同じ26音源内蔵なので、UVを入手した後DAを処分した。
PC-9821 RA300
- 基本配置 -
●CPU セレロン300A(300MHz)
●内存 標準 32MB
最大 256MB
●图形 Trident社製 TGUI9682XGi
●音频 PCM
●拡張スロット 汎用拡張スロットx 3、PCIスロットx 2
●ファイルベイ ファイルスロットx 1(20倍速CD-ROMドライブ実装済)
●外形寸法 400(W)×410(D)×150(H)mm
●発売年月 1998年10月
Windows 2000を動かすPC-98が欲しいと思って買った機体。CPUはセレロン300A。ご存知の通り、Pentium II 266より動作周波数は高いが、性能はイマイチ。これからの予定だが、Pentium III 550を入れて、より高性能なマシンに仕上げる。後期のPC-98なので、PCIもどきの拡張スロットも備えてある。それでも一応PCI端子なので、世界が広がる。
セレロンと言えば、初めて自作PCを組んだ時(中学の頃だったかな)選んだCPUはセレロンだった。セレロンDの2.35Ghzか、3.2Ghzか、大体その辺。その時セレロンDをオーバークロックして使うのが流行ってたから、自分もその波に乗って、結果マザボのサウスブリッジが見事に煙を吹いたwww。
これ以上うちのPC-98を増やす気はないが、PC-98が好きです。いや、FM-townsも、X68000も、和製PC諸々好きです。
去る時代の脈動を感じられるガッジェットとも言えるのだろう。
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